採卵し、受精卵ができて胚盤胞まで育つと、移植にあたって決めるべきことが2つ出てきました。
オプション的なものですが、これもしっかり考えて夫婦で話し合って決めることが大切だと思います!

1.アシステッドハッチング

まず決めなければならないことは、アシステッドハッチングをするか否かということ。
アシステッドハッチングとは、簡単に言うと、孵化を手助けすることです。

受精卵は透明帯という膜に覆われています。胚盤胞が成長していくと、透明帯を破って細胞が外に出てきます。これが孵化です。
しかし中には透明帯を自力で脱出することができない卵もあって、孵化できない場合も出てきます。アシステッドハッチングをすることで孵化できない確率を減らすことができるのです。

アシステッドハッチングの方法は3つ

ひとつはマイクロピペッドという機器で膜を切開する方法、二つ目は薬剤につけて膜を薄くする方法、そしてレーザーで切開したり薄くする方法 です。
多くの病院は、三つ目に挙げたレーザーでアシステッドハッチングを行っているようです。

アシステッドハッチングのリスク

アシステッドハッチングを行う時に考えられるリスクとしては、二つ。
ひとつは、一卵性双生児が生まれる可能性が高まるということ。
そしてもう一つは、アシステッドハッチングをしているときに卵が壊れてしまう可能性がゼロではないということです。

もちろん培養士さんは、細心の注意を払ってくれているはずですし、たくさんの経験を積んでいるので、卵を割るなんてことはそうそうあることではありませんが、まれに卵がアシステッドハッチングによって壊れてしまうことがあるようなのです。

アシステッドハッチングが有効なケース

では、どういう場合にアシステッドハッチングをやると有効なのかを調べてみると、以下のようなときには、アシステッドハッチングを取り入れる効果があるのではないかということがわかりました。

①年齢が高い(透明帯が厚くなりやすい)
②凍結卵(透明帯が硬くなりやすい)

私たち夫婦の出した結論

私の場合、凍結する際に培養士さんがコメントをつけてくれるのですが、そこに「透明帯が厚い」という旨のコメントが書かれていたようです。見た目でわかるようですね。

そして凍結するとより透明帯が硬くなる可能性があるので、ますます孵化がしにくくなってしまいます。
夫と相談して、私はアシステッドハッチング行うことに決めました。

2.ヒアルロン酸培養液の使用

もう一つの決めなければならないことは、ヒアルロン酸培養液を移植の時に一緒に子宮内に戻すかどうか、ということ。

このヒアルロン酸培養液を卵と一緒に子宮に戻すことにより、着床しやすい状態にしてくれる可能性があるというレポートが発表されているそうです。
しかしながら、この研究結果に異論を唱える研究者もいて、信憑性のほどはわかりません。

培養士さんからも特に強く勧められたわけでもありません。
病院のスタンスとしては、「こういう研究結果があるので、一応オプションとして用意はしていますが、強くお勧めはしていません。患者さんの要望に応じて取り入れることも可能です」といった感じ。
お守り程度に取り入れてもいいのではないでしょうか、という雰囲気を感じ取りました。

私たち夫婦の出した結論

そのため私たち夫婦も必要性を強く感じたわけではないため、ヒアルロン酸培養液は希望しない旨を病院側に伝えました。
何度かやってみて上手くいかなかった場合に考えてみよう、という結論が出ました。

不妊治療にはお金がかかる!

不妊治療には、多くの費用がかかります。
そのため、すべてのオプションをむやみやたらにつけまくっていると、費用もどんどん膨らんでいきます。
私が通っていた病院では、アシステッドハッチングは2万円、ヒアルロン酸培養液は1万円でした。
採卵や移植の費用は10万単位なので、安く感じてしまいますし、より妊娠しやすくなるのであれば、取り入れたくもなります。
ですがそれを全て取り入れてしまうと本当に大変なことになります。
誰しもお金は大事だと感じているはずです。もし妊娠したら、もっともっとお金が必要になってきます。

そのため、自分の身体や採れた卵の状態などをしっかり考えたうえで、有効性を確認しながら夫婦で話し合っていくことが大切だと思います。

著者
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管理人ひとみ

30代主婦。2016年夏、不妊治療を開始。2017年春、成功しないまま不妊治療終了。 2017年夏、自然妊娠にて妊娠し、2018年3月に男の子を出産、2020年2月に男の子を出産予定。 国際薬膳師の資格を持っており、千葉で薬膳教室を開催。 (妊娠出産のため2019年12月現在お休み中。)

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