
妊活し初めて、半年経ったくらいの方におすすめしたいこと。
それは、不妊検査を受けることです。
妊活半年で検査を受けてみよう!
不妊の定義は、
「妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、
一定期間妊娠しない」
とされており、日本産科婦人科学会では一定期間を「1年」と定義しています。
つまり、避妊をやめて1年経っても妊娠しないと
何か問題がある可能性がある、ということです。
しかし、私の経験から、半年様子を見ておかしいかも…
と思ったら、病院に検査に行ってみるのをおすすめします。
産婦人科は敷居が高い?
産婦人科に行き慣れていない方だと、
ちょっと敷居が高いかもしれませんね。
でも安心してください。
産婦人科は妊婦さんや
堕胎を希望する若者だけが来ているわけではありません。
実際多いのは、更年期障害や婦人疾患を患っている中高年の女性です。
(私の個人的な観点です…。)
なので、人の目を気にすることも不要です( ˘ω˘ )
病院は自分のからだと向き合う場所
私は、産婦人科だけではなく、
病院は自分のからだと向き合う場所、と捉えています。
自分のからだのことって
わかっているようで全然わかっていません。
専門家に見てもらうべきことなんです。
さらに子宮や卵巣などの臓器って、
異常があっても気付きにくいのです。
世の中では一般的に
「生理痛はあるのが普通」
みたいに捉えられているのですが、
生理痛はないのが普通です。
検査で異常が見つかるかも…?
もしかしたら異常が見つかるかもしれません。
でも異常が見つかったらそれはそれでラッキーです。
無駄に時間を費やす必要がなくなったのですから…!
手術をしなければならないこともあるかもしれません。
だけど、それによって体調がよくなる場合もありますし、
妊娠に一歩近づくのです。
怖がらずに、まずは異常がないかどうかを
気軽にチェックするつもりで行ってみるとよいかと思います。
どういう検査があるの?
不妊の検査は、いろいろあります。
大きく分けて2種類。
血液検査でホルモン値等をチェックする検査と
子宮や卵巣などをエコーでチェックする検査です。
血液検査
- 黄体形成ホルモン(LH):排卵に関するホルモン
- 卵胞刺激ホルモン(FSH):排卵に関するホルモン
- エストロゲン:黄体期のホルモン
- プロゲステロン::黄体期のホルモン
- 抗ミュラー管ホルモン検査(AMH):卵巣機能の予備能力
- TSH・FT3・FT4:甲状腺機能
主に、生理周期に合わせて血液検査を行います。
不妊治療をすると、頻繁に血液を大量に抜かれます(;ω;)
献血かってくらい…!
子宮や卵巣などのエコー等の検査
- 経腟超音波検査:卵巣の状態をチェック(多嚢胞卵巣の有無等)
- 子宮卵管造影検査:子宮内腔の状態や卵管の疎通性
- ヒューナー検査:子宮頚管粘液内の精子の数や動き
基本的な不妊検査では、このようなことをチェックします。
その後、治療に入った場合になかなか妊娠しないと
子宮鏡検査などをやったりもします。
(→参考記事:私の妊活記録(17)~子宮鏡検査〜)
検査についての記事も参照してみてください★
→不妊治療で行う検査①~卵胞期~
→不妊治療で行う検査②~排卵期~
大体一通り検査をするのに1ヶ月かかります。
生理周期に合わせて検査する必要があるからです。
そのためお仕事されている方は大変かもしれませんね。。
けれど、忙しさを理由に先延ばしにするのは
ちょっと待った〜!と言いたいです…(´・ω・`)
検査を先延ばしにしないで…(;ω;)
不妊治療をしているときに周りを見渡して思ったのが、
30代半ば以上の方が多かった…!
どうしても自分は大丈夫!って思ってしまうものですが、
時間を巻き戻すことはできません。
女性にはタイムリミットがあるのです。
何か異常があったとき、治すのは確実に早い方がいいのです。
妊娠しにくいとわかったら、早めに治療を始める方が成功率が高まります!
そしてもし異常がないとわかったのなら、
気持ちが楽になるかもしれません。
検査は自費だから高額…!
どんな検査があるのか把握できましたでしょうか。
不妊治療や不妊の検査と切っても切り離せないのが、マネー問題。
不妊治療や不妊の検査っていうのは、
保険が効かないので高額になります。
平気で万単位の請求がきます(´༎ຶ༎ຶ)
最近はクレジットカードが使える病院が増えていますので
万が一の時は安心ですが、
現金派の方は最低1万円はお財布に入れておいた方が良いでしょう。
3万円あれば安心かな。。
本当に、不妊治療となると、
湯水の如くお金を使うことになります…(´⊙ω⊙`)
マネー事情のお話は、また別の機会に…。
検査をするとからだの状態がわかる
検査を受けると、自分ではわからなかった
からだの状態がよくわかります。
血液検査では、数値でわかりますし、
エコーなどのチェックでは、
専門家の目でチェックしてもらえます。
問題があるかどうかを認識しておくことは、
この先の妊活の進め方の大きなポイントとなります。
まだ検査を受けていない方や
検査を受けたけれどしばらく経ってしまったという方は
検査を受けることをおすすめします!