薬膳の考え方④~五行説その1~では、
五行説のベースのお話をしました。
今回は、五行の「木・火・土・金・水」のうちの「」のお話です。

木の特徴:のびのびとしていたい

木はぐんぐんと成長していきます。
新芽をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。

柔らかい新芽は、枝先から顔を出した途端、
ぐんぐんと成長します。
木は季節で言うと
冬から春になり、暖かな日差しを受けて、
今まで内に込めていたパワーを発散させながらのびのびと育ちます。

木の特徴としては先述の通り、
生長発散柔軟伸びる、という特徴があります。
自然界でこのような特徴を持つものは、すべてに属します。

人生で言うと、赤ちゃんのころ。
赤ちゃんはからだも柔らかいですし
たくさんのものを吸収し目まぐるしい成長を遂げます。

色では
「青二才」と言うように、未熟なことを「青い」と言いますね。
木に蓄える葉は緑色ですが、緑色を青とも言います。

風は木に属す

五気という、空気の変化を表すものがあるのですが、
木に属すのは「」です。
方位で木に属すのは、「」になります。

春は東風が強く吹き、春の訪れを知らせます。
2月ごろに強く吹く風は「春一番」と言いますね。
風は春を乗せてやってくるのです。

感情は「

感情では「」が木に属します。
木の特徴である「発散」の通り、
」は吹き出すように表れます。
のびのびとできないと、「」の感情が出てきます。

春はイライラしやすい季節でもあるのです。
進学や就職などで生活が変化しやすい春は、
ストレスも感じやすいのは理解しやすいかと思います。

そのような生活の変化ももちろんありますが
昔から伝わる五行説の法則でも
春のイライラは自然の摂理でもあるのです。
春の訪れによる陰陽の変化や五行の変化によって、
からだも変わっていくのです。
それによって、心も反応して「」が出やすくなります。




五行説の「」のイメージは伝わったでしょうか?
次回は五行説の「」について綴っていきたいと思います!